桃の「好みの食感」は、人や地域によって異なります。
東日本では柿やリンゴに近い「シャキッとした食べ応え」を、西日本では「舌の上でとろける柔らかな食感」を好まれる方が多いようです。
桃は収穫後、早めにお召し上がりいただくと硬めの食感です。
しかし、常温で数日保存(追熟:ついじゅく と言います)すると「とろける柔らかさ」へ果肉が変化し、甘みも増します。
ここでは桃の追熟方法、保存方法、桃の切り分け方など、ご自宅での桃の取り扱い方についてご紹介します。
お客様のお好みに合った “最高に美味しい桃” をお楽しみいただけるよう、ぜひ参考にしてみてください。
桃は収穫後、常温で数日保存することで、甘み・果肉の柔らかさが増します。これを追熟と言います。
やり過ぎると腐敗する可能性がありますので、温度や日数に気をつけながら追熟をかけるのがポイントです。
以下の手順を参考に、美味しいタイミングを見つけてください。
桃は品種によって果肉の柔らかさが異なります。
同じ「岡山の桃」でも、品種が違えば元々の柔らかさが違い、追熟に必要な日数にも違いが生じます。
ただ、品種名がわからない場合も多いと思いますので、通常は収穫時期(≒入手日より数日前)で判断します。
収穫時期が同じ桃なら、品種が違っても特性はほぼ同じです。
お手元の桃の収穫時期は次の2つのどちらになるか確認し、以降を読み進めてください。
(判断がつかない時は、晩生と仮定することをおすすめします)
早生・中生
6月下旬〜7月下旬頃に収穫期を迎える桃です。清水白桃も含みます。
追熟なしでも果肉は比較的柔らかです。シャキッとした食感がお好みの方は追熟はかけない方がよいでしょう。
やわらかな食感がお好みの方は、追熟するとお口の中でとろける舌触りをお楽しみいただけます。
晩生
8月上旬以降に収穫期を迎える桃です。
早生・中生より果肉が硬めで、甘さは濃くなります。シャキッとした食感がお好みの方でも、すこし追熟する方が食感が良くなります。
やわらかい桃がお好みの方は、早生・中生より少し長めの日数で追熟してください。柿のような硬さから、柔らかな果肉へ変化します。
* 追熟させても早生・中生に比べると多少硬めです
桃の追熟は簡単で、室内日陰に数日間ほど常温保存するだけです。
ただし、温度の上がり過ぎ や 食べ頃の見極め に注意が必要です。
- 保存場所
- 桃を箱に入れたまま、紙蓋(新聞紙等でも可)を軽く被せ、風通しがよく直射日光の当たらない場所へ数日間置きます。
通常は室内の日陰に常温保存しますが、近年は酷暑のため室内温度が上がり過ぎて腐敗するケースがあります。室内日陰でも高温が予想される時は冷蔵庫の野菜室へ保存してください。この場合、桃を箱から出しビニール袋に入れて保存します。野菜室でなく冷蔵室に入れると追熟が進みませんのでご注意ください。 - 食べ頃の見極め
- 外観の青みが薄くなり、指で軽く触れた時の感触が少し柔らかくなったら食べ頃です。
個体差もあるため一概に言えませんが、常温保存の場合、早生・中生の桃は1〜5日程度、晩生の桃は2〜6日程度の追熟が目安です。
1個めは、同じ箱の桃のうち一番青みが薄い桃を食べてみて、追熟加減を確認するとよいでしょう。
外観に茶色い箇所がある桃は、そこから腐敗しやすいため早めに追熟を終えてお召し上がりください。
冷蔵庫の野菜室へ保存する場合、追熟は常温保存より遅く進行します。桃の数がたくさんある時は、状況に合わせて野菜室と常温保存を使い分けるとよいでしょう。 - お召し上がり直前に軽く冷やす
- 桃を冷蔵庫で冷やし過ぎると甘さを感じにくくなります。常温で追熟後、お召し上がりの1〜2時間前に、冷蔵庫の野菜室で短時間冷やすと美味しさが引き立ちます。
桃は果実の中心に大きな種が1つあります。この種はたいへん硬く、ナイフで割れませんので切り方にコツがあります。
おすすめの切り方を2種類、「やわらかい桃用」と「かたい桃用」に分けてご紹介します。
桃の種は「梅干しの種」を大きくした感じで、高さ約3.5cm前後、幅3cm前後くらいの大きさです。
早生・中生の桃で、かつ「追熟」した場合に利用できる方法です。
それ以外の時は「かたい桃の切り方」をご参照ください。
桃をまな板(または手のひら)に乗せ、スジ(縫合線)と垂直方向にナイフを軽く差し込みます。種にあたるまで差し込んだら、そのまま桃を一回転させて切れ込みを入れます。
桃を手に持ち、もう一方の手を上から被せます。両手を軽く逆方向へ数回ひねります。
スルッと回るようになったら、半分に割れます。
種が残った方の果肉は、種に沿ってスプーンを差し込んでいき、種をはずします。
この方法で切ると、種に果肉がほとんど残らないよう切り離せます。美味しい果肉をすべて味わうことができます。
お好みの大きさにくし切りします。皮は手で引っ張ると、スーッとむけます。(皮がむけにくい場合もあります。その時はナイフでむいてください)
晩生の桃、および 追熟していない早生・中生の桃 の切り方です。
枝につながっていた部分が下になるよう、桃をまな板に乗せます。
種の位置を想像して、ナイフが種に当たらないよう5〜6片に切り分けていきます。
上から真っすぐカットします。
桃の向きを変えて切っていきます。
種の周辺はナイフで果肉を切り離します。
皮はナイフでむいてください。
切った桃は短時間のうちに果肉が茶色く変色します。これは桃がポリフェノールと酸化酵素を持つためで、空気に触れることで変色します。
変色を防ぎたい時は、カットしたらすぐ砂糖水・レモン水・塩水のいずれかに浸すことで変色しにくくなります。予防効果が高いのはレモン水・塩水ですが、味に影響が少ないのは砂糖水です。
- 分量
- 水200mlあたりの分量(目安)は次の通りです。3分程度浸します。
・砂糖水:砂糖大さじ1
・レモン水:レモン果汁大さじ1
・塩水:小さじ1/5
桃を長期間保存したい時は、フルーツキャップ(網状の緩衝材)を外し、1玉ずつアルミホイルにくるんで冷蔵庫の野菜室へ保存してください。鮮度と美味しさを保ったまま約7〜10日ほど保存できます。桃の肌は大変デリケートです。指のあとや爪あとがつきますと腐敗をはやめ、風味を損ないますのでご注意ください。
秋冬果物・お米
フルーツシロップ
備前の牡蠣 [完売]
シャインマスカット
マスカット
ピオーネ
桃太郎ぶどう
岡山白桃
清水白桃
黄金桃 [完売]
岡山白桃 + ぶどう
清水白桃 + ぶどう
ぶどう詰め合わせ 